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状況付与カード作成システム

状況付与カード作成システム

生成AIを活用し、防災図上訓練の準備負担を軽減します

本システムの一部は、内閣府総合科学技術・イノベーション会議の戦略的イノベーション創造プログラム（ＳＩＰ)第３期「スマート防災ネットワークの構築」JPJ012289（研究推進法人：国立研究開発法人防災科学技術研究所）によって開発されました。

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自治体の防災図上訓練準備の負担を軽減します

≪自治体の抱えるの課題≫

防災図上訓練で使用する「状況付与カード」の作成の負担が大きい…。
災害対応の要である防災図上訓練。しかし、その実効性を高める準備プロセスは、担当者に多大な負担を強いています。

様々な被害状況を想定した状況付与内容にするため、検討に膨大な時間がかかる
準備負担が大きいあまり、結果としてシナリオがマンネリ化しがち
担当者が異動・交代すると、知見が蓄積されにくい

『その課題、生成AIが解決します』

「状況付与カード作成システム」によって

１．防災図上訓練の準備時間を短縮

生成AIを用いて「状況付与カード」を作成することで、訓練準備にかかる負担を大幅に軽減します。
これまで膨大な時間を要していた状況付与の検討・作成・割り振り等にかかる作業を、効率化し削減することができます。これにより、訓練内容の向上に注力できるようになります。

状況付与カード作成システムは、Webブラウザ上で動作するクラウドサービスです。
ご利用にあたり、専用ハードウェアや専用ソフトウェアは不要です。
ブラウザからログイン後、すぐにご利用いただけます。

２．地域の特徴を反映

参考資料として国土数値情報等を参照させることで、実際の地名や避難所、施設名を含んだ付与内容を出力します。

３．生成AIで様々な状況を想定

「地震」「津波」「台風」において、「人」「建物」「道路」等、様々な被害を想定します。

3ステップで簡単に状況付与カードが作れます

ブラウザ上でプルダウンの選択・ファイルアップロードなど、簡単操作です。

出力結果の例

状況付与カードの一覧

※出力された内容は自由に編集可能です（Excelブック）

状況付与カードの個票

（Excelブック）

状況付与カードの地図上での可視化

※図の背景画像として、国土地理院地図を加工して使用

※防災訓練等で使用される際は、本システムの出力結果をご確認の上使用されることを前提としております。

動画でわかる！状況付与カード作成システム

動作環境

ご利用には、専用ハードウェア・ソフトは不要です。
Webブラウザ上でログインして利用開始となります。
（動作環境：Google Chrome，Firefox，Microsoft Edge）

料金

サービス提供対象は、基本的に自治体です。
法人企業および個人のお申し込みは、お断りする場合がございます。

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よくある質問

災害情報や固有名詞などが出力されますが、どのような情報を参照していますか？

境界情報は「国勢調査小地域集計」（総務省）、災害情報は「確率論的地震動予測」（防災科研）、医療機関や学校等の地物情報は「国土数値情報」（国交省）を参照しています。

訓練で実施したいことを反映することはできますか？

はい、できます。
各ステップで出力されるテキストファイルを編集して、次のインプットとすることで、任意の内容を反映することができます。

出力結果は、そのまま使っても問題ないですか？

生成AIの出力結果は必ずしも正しいとは限りませんので、災害時の状況として違和感がないかご確認ください。

生成AIは使い慣れていませんが、ユーザーによって出力結果に差が出ますか？

基本的には、プルダウンの選択やファイルのアップロード等の一般化した操作のみですので、大きな差は出ません。

入力した情報は、他の自治体に流出しますか？

いいえ。
ユーザーごとに入力情報をID管理しますので、他の自治体には流出しません。
また、入力情報はシステムが参照するのみで学習はされません。

システムやデータはどこで管理しているのですか？

Microsoftが開発・提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を利用しており、Azure上で管理しています。

過去の訓練で作成した資料を読み込ませることはできますか？

オプション対応となりますので、ご相談ください。